不動産は、通常高い価値を有しておりますので、不動産に関連するトラブルが発生した場合に、そのトラブル解決のための処理を間違えてしまうと、大きな損失が発生してしまうリスクがあります。
不動産に関連する代表的なトラブルとしては、例えば、①借地借家をめぐるトラブル、②不動産の売買をめぐるトラブル、③不動産の共有を解消する際のトラブル、④相隣関係のトラブル等、様々なものがありますので、以下では、各トラブルにおける具体的な相談内容をもう少し細かくご紹介いたします。
このページの目次
1 ①借地借家をめぐるトラブル
不動産からの立退に関するご相談、賃料の値上げ対応に関するご相談、更新料に関するご相談等が代表的なご相談内容といえます。
2 ②不動産の売買をめぐるトラブル
不動産の売買契約書の作成・レビューに関するご相談、不動産の欠陥に関するご相談等が代表的なご相談といえます。
3 ③不動産の共有を解消する際のトラブル
共有不動産の分割に関するご相談、共有持分の贈与や譲渡に関するご相談、共有持分の交換に関するご相談等が代表的なご相談といえます。
4 ④相隣関係のトラブル
境界(筆界)をめぐるトラブルに関するご相談、袋地通行権(囲繞地通行権)に関するご相談、日照権・騒音等に関するご相談等が代表的なご相談といえます。
繰り返しとなりますが、不動産に関連するトラブルが発生した場合に、そのトラブル解決のための処理を間違えてしまうと、大きな損失が発生してしまうリスクがありますので、慎重に対応する必要があります。
そして、不動産をめぐる法令は多岐に及びますので、トラブルを適切に解決するためには、それら法令の正確な理解と経験を有する専門家にご相談いただくことが重要といえ、安易に独力での解決を図ることは非常に危険であると言わざるを得ません。
当事務所のコラムでは、今後不動産に関連するトラブルについてのコラムも、不定期ではありますが順次掲載していく予定ですので、今後ともご覧いただき、ご参照いただけますと幸いです。