当事務所の基本的な弁護士報酬の体系をご紹介いたします。
当事務所では、スポットでのご依頼の場合と顧問契約でのご依頼の場合とでは異なる報酬体系となります。詳細は、以下をご参照ください。
当事務所では、当事務所の弁護士がご依頼事項に対応するために要した時間に応じて弁護士報酬が発生するタイムチャージ制を基本的には採用しておりますが、ご相談内容やご要望等を踏まえて、完全固定報酬制等の複数のプランをご提案させていただく場合もございます。
このページの目次
1.スポットでのご依頼の場合
スポットでのご依頼の場合、基本的にはタイムチャージ制を採用いたしますので、当事務所の弁護士がご依頼事項に対応するために要した時間に応じて弁護士報酬が発生いたします。
ご相談内容に応じて、ご相談料は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
2.顧問契約の場合
顧問契約をご希望いただいた場合、まず、中心的にご相談いただく可能性がある業務内容等を踏まえて、ご依頼者様に最適な顧問契約のプランをオーダーメイドにて作成し、ご提案させていただいております。
顧問契約を締結いただいた場合には、毎月、顧問契約の範囲内であれば自由にご相談いただくことが可能です。また、顧問契約の範囲を超えたご相談(例えば、複雑な契約書のレビューや訴訟への対応等)をご要望いただいた場合には、ご相談内容に応じたお見積りを別途ご提案し、対応させていただいております。
顧問契約のプランを、一例、以下にご紹介いたします。
ご相談いただく業務分野に偏りがなく、現状明確なトラブル等も発生しておらず、もしもの時のために顧問弁護士をもっておきたいというご依頼者様に対する顧問契約のご提案プランの例になります。
(例)
ご提案プラン |
プラン① |
プラン② |
月額顧問料(税抜) |
3万円~6万円 |
8万円~ |
HPへの顧問事務所表示 |
〇 |
〇 |
顧問契約1ヶ月の口頭での相談時間 |
1ヶ月2時間程度まで |
1ヶ月4時間程度まで |
メールでの相談 |
1ヶ月の作業時間が2時間程度まで(概ねメール2、3件) |
1ヶ月の作業時間が4時間程度まで(概ねメール5、6件) |
簡易な契約書(A4で2、3枚程度)チェック |
月1通まで |
月3通まで |
顧問契約の範囲を超えた個別のご依頼に関してタイムチャージ制を利用した場合の弁護士費用割引 |
40%引き |
50%引き |
出張ご相談時の加算費用 |
通常の加算費用の50%引き |
毎月1回目は加算費用は無料。2回目以降は通常の加算費用の50%引き |
相談予約優先 |
〇 |
〇 |
(注)顧問契約の月間作業時間の範囲内では、口頭でのご相談と、メールでのご相談は別途の時間で計算いたします。すなわち、プラン①の場合は、口頭でのご相談は1ヶ月2時間程度まで顧問契約の範囲内でカバーされ、メールでの相談については、弁護士の作業時間として2時間程度分まで含まれております。
(注)顧問契約の範囲を超え、追加料金が発生する可能性がある場合には、事前に必ずご了承をいただくようにしております。
【参考】
ご参考までに、顧問契約をもつメリットとしてよく指摘されることを以下にご紹介いたします。
- 顧問弁護士は、顧問契約先の業務内容、商品・サービス等の特性を十分に理解しておりますので、単なる一般的な法律論としてのご説明にとどまらず、より実情を踏まえたリーガルサービスをご提供することが可能です。
- 日常業務で発生する法律問題について電話やメール等で直ちに相談を受けることができます。
- 訴訟等顧問契約の範囲に含まれない業務の場合でも、弁護士費用の割引が受けられる場合があります。
- 法務担当社員を雇用する場合よりもコストを抑えることができる傾向にあります。中小企業にとっては、あえて法務担当の従業員を雇用することは、必要性の面からしても、コスト面からしても必ずしも現実的ではありません。法務を顧問弁護士にアウトソーシングすることで、月の顧問料で事実上、法務部を設立したのと同様の効能が見込まれます。
- 顧問料は税法上の経費となります。