その情報は第三者に見られて大丈夫ですか?

インターネットトラブルには様々な種類があります。

名誉毀損(誹謗中傷)関連、著作権侵害関連、プライバシー侵害関連が代表的なものですが、

インターネット上に自身の個人情報がわかる情報を掲載していまい、思わぬプライバシー侵害が発生するということもあるため十分注意が必要です。

本日は、トラブル事例についてご紹介いたします。

1 その情報は第三者に見られて大丈夫ですか

「インターネット、SNSでの個人情報の取扱いにご注意ください」と説明される場合は多いと思いますが、多くの方は、自分の住所等の個人情報をインターネットやSNSに掲載するわけがないとお考えだと思います。

しかしながら、自分自身としては掲載したつもりがないにもかかわらず個人情報が特定されてしまう場合があります。

例えば、自室のごく一部の写真のみを掲載したとします。本人はその写真は個人情報とは何の関係もないと思って掲載しておりますが、間取り等のごくわずかな情報等から住所が特定されてしまう場合もあります。

また、家ではなく外での写真であったとしても、例えば通学や通勤で利用する道路などの写真を掲載してしまうと、どこの道路を利用しているか分かってしまい、それをきっかけとしてストーカー被害が発生するということも現実問題として存在します。

そのため、自分自身としては個人情報とは全く関係ない情報であると思ったとしても、実際には個人情報の宝庫となってしまっている場合も多くありますので、十分注意いただくことが必要です。

2 インターネットトラブルが発生した場合には早めに弁護士を含む専門家にご相談ください

インターネットトラブルに関しては、インターネット上で様々な解説がなされている所ではありますが、正直なところ玉石混交の情報といわざるを得ず、そのような情報に触れるとますます混乱してしまうと思います。

また、インターネットトラブルといっても非常に大きなトラブルである場合もあれば、個人間の話し合いで解決可能なトラブルまで幅広く、ケースに応じて適切に対応することが必要ですので安易な対応はリスクが非常に高いと言わざるを得ません。

そのため、自分がインターネットトラブルに巻き込まれてしまったと思われた場合には、まずは弁護士を含む専門家にご相談いただき、迅速かつ慎重に対応方針を検討いただくことを強くお勧めいたします。

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