仲間内の悪ふざけでは決して済みません③

インターネットトラブルには様々な種類があります。

名誉毀損(誹謗中傷)関連、著作権侵害関連、プライバシー侵害関連が代表的なものですが、

インターネット上に自身の個人情報がわかる情報を掲載していまい、思わぬプライバシー侵害が発生するということもあるため十分注意が必要です。

また、本人は単なる仲間内の悪ふざけのつもりで投稿したことが、社会的には大問題と発展し、その人の将来に大きな悪影響を及ぼしてしまうということもあります。

本日は、そのようなトラブル事例についてご紹介いたします。

1 仲間内の悪ふざけでは済まされません

インターネットトラブルの加害者の方の中には、「単なる遊びや悪ふざけのつもりであった」、「こんなに大事になるなんて思わなかった」、「自分のせいで家族にまで迷惑が掛かってしまっている」ということをおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

例えば、学校やバイト先で嫌なことがあった場合に、軽い気持ちで、その学校やバイト先に放火する等の書き込みを行ってしまう方がいます。

関係者を困らせて溜飲が下がるのかもしれませんが、このような書き込みは、実際に実行する意思が全くなかったとしても犯罪に該当し、逮捕・起訴等の刑事事件となるリスクも非常に高い行動ですので絶対に行ってはいけません。

一時の感情に流されてしまう結果、取り返しのつかない事態になってしまうことは往々にしてありますが、インターネットトラブルに関しては、アップロードしようとしている内容について、一度落ち着いて考える時間があるはずです。

自身の行動がどのような結果をもたらすか、慎重に考えて行動することが何よりも重要です。

2 インターネットトラブルが発生した場合には早めに弁護士を含む専門家にご相談ください

インターネットトラブルに関しては、インターネット上で様々な解説がなされている所ではありますが、正直なところ玉石混交の情報といわざるを得ず、そのような情報に触れるとますます混乱してしまうと思います。

また、インターネットトラブルといっても非常に大きなトラブルである場合もあれば、個人間の話し合いで解決可能なトラブルまで幅広く、ケースに応じて適切に対応することが必要ですので安易な対応はリスクが非常に高いと言わざるを得ません。

そのため、自分がインターネットトラブルに巻き込まれてしまったと思われた場合には、まずは弁護士を含む専門家にご相談いただき、迅速かつ慎重に対応方針を検討いただくことを強くお勧めいたします。

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