誹謗中傷・名誉毀損の書き込み等をしてしまった方へ

1 誹謗中傷・名誉毀損の書き込み等をしてしまった方へ

インターネット上のトラブルで加害者となった方からのご相談の中でも最も多いご相談の類型が、以下の4類型です。

  1. つい感情的になって匿名掲示板(又はSNS)において、誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまったがどのように対応をすればよいか。

  2. 誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んだところ、アクセスプロバイダから発信者情報開示請求にかかる意見照会が届いた。このまま訴えられそうだがどのように対応すればよいか。

  3. 名誉棄損や侮辱は刑事罰があると聞いた。まだ被害者側からは何らの連絡も来ていないが、現時点で自首をした方がよいか。また、自首をした場合、どのような罪になるのか。

  4. 誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまい、現在被害者との間でトラブルとなっている。トラブルを家族に知られたくないがどのように対応をすればよいか。

有森FA法律事務所 ネットトラブル対応

いずれのご相談に関しても、まずはどのような投稿を書き込んでしまったのか、現在被害者側とどのようなやり取りを行っているのか等の具体的な事情を伺った上で、加害者の方の置かれている状況(勤務先や学校との兼ね合いや他の家族に伝えることの有無等)等も総合的に踏まえて、どのように対応をすべきか(自首をすべきかを含めて)を慎重に検討する必要があります。

誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまった方がどのように対応をすべきかについては、ケースバイケースであり、このように対応をすれば大丈夫ということはありません。重要なことは軽率に動くことは避けて慎重に対応を検討することです。

2 まずは弁護士にご相談ください

匿名掲示板やSNS上で誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまった方の中には、

「冗談のつもりだった」、
「他の人も書き込んでおり炎上していたので、自分もつい書き込んでしまった」、
「まさか本当に訴えられるとは知らなかった」、
「刑事事件になる可能性があるとは知らなかった。本当に後悔している」、

等の感想をお持ちの方が非常に多い印象です。

後悔先に立たず、と言いますが、誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまった方は、まさに一度後悔するような行為をしてしまっておりますので、この後の対応に関しましては慎重に慎重を期して行っていただくことが非常に重要です。

ところが、被害者側から訴えられそうな場合どのように対応をすればよいか、そもそも自首をすべきかといったことは、実際に加害者となってしまった状況では冷静な判断をすることは困難です。

そのため、誹謗中傷や名誉棄損に類する投稿を書き込んでしまった方で、何らかのトラブルとなっている場合には、速やかに弁護士にご相談いただくことを強くお勧めいたします。

当事務所は、被害者側からの相談のみでなく、加害者の方からのご相談も非常に多く取り扱っておりますので、遠慮なくまずはご相談ください。

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