仲間内での悪ふざけでは決して済みません

インターネットトラブルには様々な種類があります。

名誉毀損(誹謗中傷)関連、著作権侵害関連、プライバシー侵害関連が代表的なものですが、

インターネット上に自身の個人情報がわかる情報を掲載していまい、思わぬプライバシー侵害が発生するということもあるため十分注意が必要です。

また、本人は単なる仲間内の悪ふざけのつもりで投稿したことが、社会的には大問題と発展し、その人の将来に大きな悪影響を及ぼしてしまうということもあります。

本日は、そのようなトラブル事例についてご紹介いたします。

1 仲間内の悪ふざけでは済まされません

インターネットトラブルの加害者の方の中には、「単なる遊びや悪ふざけのつもりであった」、「こんなに大事になるなんて思わなかった」、「自分のせいで家族にまで迷惑が掛かってしまっている」ということをおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

例えば、仲間内の悪ふざけの一環として、①バイト先の冷蔵庫に入り、写真をTwitterで投稿することや、②線路内等の立ち入り禁止の場所に入って撮影をして写真をSNSに掲載すること等は定期的にニュースでも取り上げられているところです。

このようなことを行ってしまう方は、単にSNSで少し注目を集めたいと考えだけであったり、友人に見せれば笑いが取れる等と考えていたに過ぎないことがほとんどです。

しかしながら、一度炎上してしまうと、様々な個人情報がインターネット上で晒されてしまい、それは自分自身だけにはとどまらず、家族にまで及んでしまうこともあります。

また、インターネット上の情報はデジタルタトゥーとして残ってしまいますので、将来の就職や仕事などでも大きな悪影響を及ぼすことも十分考えられます。

後悔先に立たずではありませんが、このような後悔をしてしまっている方も相当程度いらっしゃることは十分ご注意ください。

2 インターネットトラブルが発生した場合には早めに弁護士を含む専門家にご相談ください

インターネットトラブルに関しては、インターネット上で様々な解説がなされている所ではありますが、正直なところ玉石混交の情報といわざるを得ず、そのような情報に触れるとますます混乱してしまうと思います。

また、インターネットトラブルといっても非常に大きなトラブルである場合もあれば、個人間の話し合いで解決可能なトラブルまで幅広く、ケースに応じて適切に対応することが必要ですので安易な対応はリスクが非常に高いと言わざるを得ません。 そのため、自分がインターネットトラブルに巻き込まれてしまったと思われた場合には、まずは弁護士を含む専門家にご相談いただき、迅速かつ慎重に対応方針を検討いただくことを強くお勧めいたします。

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