企業のネット風評被害対策

現代のビジネスにおいて、インターネット上の評判(レピュテーション)は企業の資産そのものです。「検索したら悪口が出てくる」というだけで、売上の低下や採用活動の不振に直結するリスクがあります。

本日は、企業が直面する風評被害の実態と、弁護士を入れることで何が変わるのかについて解説します。

1 風評被害が企業に与える「3つの実害」

ネットの書き込みを「たかがネット」と軽視していると、ボディブローのように経営にダメージを与えます。

①売上・集客への影響

飲食店やサービス業では、口コミサイトの点数が0.1下がるだけで数%の売上減になると言われています。BtoB企業でも、取引開始前の与信調査でネガティブな情報が見つかり、契約が見送られるケースがあります。

②採用活動(リクルーティング)への影響

求職者のほぼ100%が、応募前に対象企業を検索します。「ブラック企業」「パワハラがある」といった書き込みがあれば、優秀な人材ほど応募を避けます。内定辞退の増加にも直結します。

③従業員のモチベーション低下

自社が悪く書かれているのを見るのは、既存社員にとっても辛いものです。「うちの会社、こんなに評判が悪いの?」と不安になり、離職率の増加を招きます。

2 「表現の自由」と「企業の名誉」

企業には、個人と同様に「名誉権」や「信用」を守る権利があります。

しかし、企業は社会的な存在であるため、個人に比べて「批判を受け入れるべき範囲(受忍限度)」が広く解釈される傾向にあります。

「料理が美味しくない」「サービスが悪かった」といった顧客の感想レベルや、「残業が多い」といった事実に基づく労働環境への批判は、正当な批評として保護される可能性が高く、簡単には削除できません。

一方で、「事実無根の嘘」「過度な罵倒」「誹謗中傷」については、法的措置により削除や特定が可能です。

3 法務部ではなく外部弁護士に依頼するメリット

多くの企業には法務担当者がいますが、ネット風評被害対策は非常に専門的なノウハウ(IPアドレスの仕組み、各サイトの削除基準、海外法人への送達など)を要する特殊分野です。 通常の企業法務(契約書チェックなど)とは勝手が違うため、社内で対応しようとすると時間がかかり、その間に被害が拡大してしまいます。

ネット問題に特化した外部弁護士であれば、「どの書き込みなら消せるか」の目利きが早く、最短ルートでの削除・開示請求が可能です。

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