刑事事件化されてしまうリスクがある行為

インターネットは非常に便利なものですが、利用方法を間違えると、刑事事件に発展する可能性もありますので、十分注意が必要です。

本日は、インターネット上で一般の人が刑事事件化されてしまうリスクがある行為をご紹介いたします。

1 これらの行為には十分ご注意ください

以下の類型の犯罪に該当する行為については、弊事務所へのご相談でも多い類型の行為になります。

いずれも軽い気持ちで行う人がおりますが、れっきとした犯罪です。

後悔先に立たずといいますが、刑事事件化されてしまうと人生に大きな悪影響となってしまいますので、興味本位で行うことは絶対に避けるとともに、十分にご注意ください。

①侮辱罪 「1年以下の懲役もしくは禁錮若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料」

例えば、匿名掲示板やSNSにおいて、事実を摘示せずに第三者を誹謗中傷する行為です。

②名誉毀損罪 「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金」

例えば、匿名掲示板やSNSにおいて、事実を摘示して第三者を誹謗中傷する行為です。

③著作権侵害 「10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金」、「5年以下の懲役又は500万円以下の罰金」等

例えば、違法にアップロードされた著作物であることを認識しつつ、ダウンロードする行為です。

④不正アクセス罪 「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」

例えば、知人のSNSアカウントのパスワードをたまたま知ったことから、興味本位でログインする頃などです。

2 インターネットトラブルが発生した場合には早期に弁護士を含む専門家にご相談ください

インターネットトラブルに関しては、インターネット上で様々な解説がなされている所ではありますが、正直なところ玉石混交の情報といわざるを得ません。

例えば、自分が投稿した内容を改めて読みなおし、冷静に考えた結果、人には到底みせられない内容であると思う等、自分だけで何とか解決しようとこころみてしまうということもよくある失敗です。

しかしながら、上記のとおりインターネットトラブルといっても、様々な類型があり、ケースバイケースに、迅速かつ慎重に対応を決めることが重要です。 そのため、自分がインターネットトラブルに巻き込まれてしまったと思われた場合には、まずは弁護士を含む専門家にご相談いただき、迅速かつ慎重に対応方針を検討いただくことを強くお勧めいたします。

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