インターネット上では行動の前に冷静に考えましょう

1 インターネット上では、行動の前に一瞬冷静に考えましょう

インターネット上では、インターネットが発展する前には到底できなかったことが容易にできます。

例えば、不特定多数人に対して自身の意見や考えを表明することは、インターネットが登場する前は、雑誌や新聞、テレビなどのマスメディアを利用しなければほぼ不可能でした。

しかしながら、インターネットが登場して以降は、これらのマスメディアを利用しないでも自身のSNSを利用すれば世界中の不特定多数人に対して自身の考えを伝えることが可能です。

実際、10代の間では、新聞やテレビなどのマスメディアはほとんど利用せず、動画投稿サイト(アプリ)の配信者やインフルエンサーにより強く影響を受ける傾向が強くあると考えられております。

また、インターネットが登場する前は、いわゆる海賊版といった違法な著作物が横行していた側面はありますが、現在のように、著作物を簡単に複製できる状態とまではなっておりませんでした。

現在は、誰でも簡単に著作物を複製、頒布することが出来る状態となってしまっており、インターネット上には、非常に残念なことではありますが、違法にアップロードされた著作物が大量に存在している状況です。

以上のとおり、インターネット上の行動は、これまでとは比較にならない大きな意味合いを持つものとなっております。

影響力が大きく非常に便利である側面がある一方で、一歩間違えれば違法な行為となってしまいます。

したがって、インターネット上では、何らかの行動をする前に一瞬立ち止まり、その行動が問題ないものかどうかを確認することが非常に重要です。

2 迷ったら行動しないことの重要性

インターネット上では、その行動が違法性を帯びるかどうかは紙一重の側面があります。

特に誹謗中傷や名誉棄損といった問題については、論評等の枠内といえるか、それともその域を逸脱したものなのか、といった点は紙一重な部分も強くあります。

また、インターネット上での第三者の権利侵害行為については、発信者情報開示請求の対象となりますので、行為者が特定される可能性も相当程度あります。

したがって、インターネット上では、自身の行動が違法なものかどうかわからない場合には行動を行わないことが重要です。

弊事務所は、著作権侵害を含むインターネットトラブル(Bittorrent等のファイル共有ソフトの利用に伴う発信者情報開示請求への対応を含む)を幅広く取り扱っておりますので、発信者情報開示請求への対応等でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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