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1 広告のリーガルチェックの重要性
インターネットの普及やSNSの利用の急激な増加によって、広告は多種多様な形で行われるようになり、また、広告の頻度や分量も以前とは比べられないほど増加しております。
インターネットやSNSにおける広告で成功すれば、非常に速い速度で情報は拡散しますので、大きな売り上げを達成することができます。
その一方で、広告表示に違法な表現があった等が発覚した場合には、その情報もあっという間に拡散しますので、一般消費者からは「悪徳企業」等のレッテルを貼られてしまい、ビジネス上は大きな悪影響を被ることになります。
一度このような悪い評判がインターネット上で広まってしまうと短期間で挽回することは困難であり長期的に改善を試みていくほかありませんので、事業者の事業計画に多くの影響を及ぼしてしまいます。
単なる広告上の表示が少し行き過ぎていただけであり、大事にはならないと考えられる方も稀にいらっしゃいますが、現在の状況に鑑みますと、そのような考えはリスクが非常に高ものといわざるを得ません。
以上のようなビジネス上の悪影響が発生することを避けるためにも、日常的に広告をリーガルチェックすることが非常に重要です。
2 広告表示が違法であった場合のペナルティ
広告関連の法規制で代表的なものは景表法ですが景表法に違反した場合のペナルティとしては、特に措置命令と課徴金納付命令が下されることには注意が必要です。
これらの行政処分が下された場合には、情報が一般に公表されますので、ビジネス上大きな悪影響となってしまいます。
また、薬機法等の法律に違反した広告表示を行った場合には、刑事罰が科される場合もありますので、十分注意が必要です。
3 当事務所が広告法務に注力する理由
当事務所は、広告法務の他に企業法務やインターネットトラブルにも注力しておりますが、特に企業法務の分野では、広告をめぐるトラブルが非常に多く、トラブルが発生してからご相談いただく場合も相当程度あるというのが実情です。
広告関連のトラブルに関しては、広告表示を行う前に適切なリーガルチェックを行うことでトラブルの発生を防ぐことができる場合もありますので、当事務所としては極力トラブルを回避するために、事前のリーガルチェックを行うことに注力しております。
日常的に行う広告表示に関して、その都度リーガルチェックを行うことは弁護士用や手間の観点から及び腰となってしまう事業者の方もいらっしゃるものと思います。
しかしながら上記のとおり、広告トラブルは一度発生していまうと、ビジネスや会社の存立そのものにも影響を及ぼすような重大なものですので軽視せずに慎重に対応する必要があります。
また、顧問契約のプランなどをご利用いただくことで、スポットでご依頼いただく場合よりもリーズナブルに広告のリーガルチェックを弁護士にご依頼いただける場合もございます。
当事務所では、丁寧な説明及び迅速対応を常に心がけておりますので、まずはお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。